物件見学はなるべく多く

中古商品は『一点もの』という言い方をよくします。古着であってもそうですし、自動車であってもそうで、住宅についても同様に言えます。

中古商品の購入経験のある方では、色々と見ていても、結局最初に気にいった物を買ってしまったという経験をされた方も多いのではないでしょうか。

これは中古住宅の購入検討段階でもよくある話なのです。

中古住宅を不動産会社で紹介され、感覚的に気にいった物件が出てきたとします。

一目ぼれ状態になってしまっているので、その物件そのものの良し悪しは頭に入ってきていません。

そして、初めての購入ということもあり、感情も高ぶってしまい、建物調査を行う段階で、すでにその物件をほぼ購入するつもりになってしまっているということもあります。

なので、第三者の建物調査を行い、寿命も後10年も持たないだろうという結果だったとしても、その物件を購入しようとする方はいます。

通常、物件のデメリット部分を、調査担当者から聴いた上で、購入の判断をしてもらうようになります。

実際に建物調査を行ってみると、あまりお薦め出来ないというような物件も多くみられるのです。

なので、何もこの物件に固執せず、もう少し探したほうが、より良い物件は見つかるのではと思うことがしばしばあります。

2軒目や3軒目と調査していると、1軒目以上によい物件というものは本当に多くあり、焦って購入しなくてよかったという場合も多いのです。

先に一点ものという言い方をしましたが、中古物件なので、先に誰かに越されてしまうという心配をお持ちになるのかと思います。

同時に2軒、3軒と調査することが出来れば、一番いいのかもしれませんが、コストもそれなりに掛かってきます。

これについては予算とあわせて検討することになります。

住宅そのものの良し悪しだけで決めていないのかもしれませんが、どうしても先々にもコストが発生してしまうかもしれない大切な部分です。

他の物件を知らないから、それが良い物件だと思いこんでしまっていることも多いです。

『先に見学した物件は売れてしまっても仕方がない。』

そのような気持ちで探さないと、本当に良い物件は購入出来ないでしょう。

住宅の購入は、人生の中でも、非常に大きな買い物です。

購入後の人生を共にする物件選びですので、本当に良い物件と巡り合うためにも、まずは焦らないように、比較検討をしてじっくり選ぶことをお薦めいたします。